大手メーカーを新卒2年で辞めた前と後

新卒で入った大手メーカーを2年で辞めました。周りの意見に負け、好きでもない大手企業に就職した末路と、無事に自分の好きな企業に転職した現在を赤裸々につづっていきます。これから就職する人、転職をする人の参考になれば幸いです。

大手メーカーでは技術職が技術職じゃない(前職の不満点6)

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私が所属していた大手メーカーでは、技術職、エンジニア職と言えども、技術の事はほとんどさせて貰えませんでした。

 

理系大学院を出て、大学でも最先端な研究をしていた身としては非常に辛いものでした。


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1. 入社前のイメージ

 

メーカーのイメージと言えば何でしょうか?

 

私は入社する前、「物作り」だと思っていました。

 

 

企業を選ぶ上での、基準って色々あると思うのですが、「給料」「やりがい」「人間関係」くらいに絞られると思うんですよね。

 

「人間関係」は正直言って配属先や上司によって、運要素もあるので、入社前は気にしてしませんでした。

 

「給料」も、給料が高い会社に内定をもらっていたのですが、「物作りがしたい」「やっぱり新しい物を作る会社に行きたい」と思ってメーカーを選びました。

 

「やりがい」を重要視してメーカーに入社したんですね、私。

 

2. 事務作業の毎日

 

ところが、入社して2年間、やった事といえば、ワードとエクセルくらい。

 

完全に事務作業でした。。。。 かっこよくいえば、発注と管理でしょうか。。。

 

技術的な部分は、みんな「外注」もしくは「グループ会社(子会社)から出向」社員にやらせちゃうんですよね。

 

そんな外注をする作業に日々追われる毎日でした。

外注するために上を説得する資料作成、外注に任せるための仕様書作成、外注に発注するためのシステム入力、顧客への説明資料作成。

 

全く技術的な事ができませんでした。そもそも顧客への説明資料なんて営業が作ればいいのに、何故か技術職が作っていました。(結局営業がなんの仕事してたのか分からない…)

 

 

3.  技術的な仕事ができない理由

 

何故、技術的な仕事を技術職ができないのか、同期や上司とよく話していたのを覚えています。

 

理由は「正社員が働くと、工数がかかるから。単価が高いから」です。

 

同じ予算で、正社員だと2時間しか働けないけど、派遣なら10時間働ける。みたいな。

 

技術職、「ものづくりがしたい」と思って入社したのに、単価が高いからと技術的な仕事をさせてもらえない。こんなバカな事がありますか。

 

4. そしてモチベーション低下に

 

確かに新卒にしてプロマネのようなポジションには着きました。しかし、担当した製品が動いても、「動いた。よかったね。」と喜んでいたのは、外注先の人達、出向社員だけでした。

 

私は技術に指一本も触れてませんから、当然ですね、達成感なんてありませんでした。

 

自分の作ったものが、ちゃんと動いた、というところにやりがいを感じるのが理系ってものだと思うんですよ。

 

単価が高いと言って、給料が高ければ、確かに仕方ない、と諦めもつくかもしれません。

 

しかし、単価は高いくせに給料は高くないのがメーカーの平社員です。

 

おまけに正社員は、派遣や出向社員を残して、定時に帰る(帰らされる)ものですから、職場の空気は最悪。

 

やりたい技術の仕事もできない、給料も低い、人間関係も悪くなる一方。

「やりがい」「給料」「人間関係」、全てが崩壊していたので、そこにいる意味がなかったです。

 

今はベンチャーで即戦力としてバリバリ働かせてもらっていますが、自分の力を100%発揮できているのが、本当に嬉しいです。

 

ワードとエクセル作業、それだけをやる技術職。設計も開発もせず、発注と承認、テストだけをする技術職。

 

メーカーに入りたいと少しでも考えている方は、よく内部をチェックしましょう。

 

※上記の状況は私のメーカー、私の部署だけだったかもしれません。全てのメーカーに共通するわけではないので、ご留意ください。

 

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