大手メーカーを新卒2年で辞めた前と後

新卒で入った大手メーカーを2年で辞めました。周りの意見に負け、好きでもない大手企業に就職した末路と、無事に自分の好きな企業に転職した現在を赤裸々につづっていきます。これから就職する人、転職をする人の参考になれば幸いです。

管理職への提言、若手は何故辞めるのか(前職の不満点24)

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今日はいつもと趣向を変えて、全国の大企業管理職へのメッセージです。

 

新卒2年で大手メーカーを辞めた身として、何が不満だったのか、管理職にはどうして欲しかったのか、一筆しておきたいと思います。

 

1. 前提

そもそもの前提として、私が会社を辞めた理由は私の上司に問題があった訳ではありません。

 

ただ、私は、周りの若手が会社に持つ不満、辞めた人間が持っていた不満を聞くことが多いです。

 

そのため、本記事は私が知人やネット等から、見聞きした経験を元に、若手が抱える管理職への悩みの総意として書いていきます。

 

新卒の扱い方に困っている管理職の方の参考に少しでもなれば幸いです。

(偉そうですみません)

 

 

2. 全ての若手があなたの部署に喜んで入ってくる訳じゃない

 

まず、始めに知っておいて頂きたいのは、配属された新人が必ずしも希望通りの配属を経て入ってきている訳ではないことです。

 

中にはそもそも、希望の会社に受からなくて、仕方なく入社してくる新人も居ますし、配属面談で希望した部署と逆の部署に配属されている新人の事もあります。

 

その部署で管理職をやられている方は、長年その仕事をやっていて、仕事に対して熱意を持ってらっしゃいますし、その仕事に人生をかけている方もいると思います。

 

その気持ちは私も良く分かり、新人に教えたい、語りたい気持ちは分かります。

 

しかし、それを部下に押し付けてしまうと、会社を去ってしまう原因になります。

 

「土日出社するくらい仕事を好きになれ」

「家でも勉強するくらい仕事を好きになれ」

 

と言う感じは、くれぐれも出さないようにした方がいいでしょう

 

3. 時代に合わせる、それも仕事です

 

ここまでお読みになって、早々に

 

「なんでそこまで気遣わなきゃならないんだ。俺が入社した時はもっと厳しかったぞ」

 

「そんな甘い考えじゃ社会は乗り切れないぞ」

 

と思う方々もいるかもしれません。

 

しかし、それが時代。

 

と言う事を受け入れてください。

 

昔は大企業に入社したら安泰で、どんな嫌な事があっても、その会社で定年まで働くというのが慣習だったかもしれません。

 

しかし、このご時世、ベンチャーは増えましたし、英語教育が盛んになったために海外に就職したり、外資に就職したりする事も、珍しくありません。

 

そんなご時世に、「俺の時は…」なんて言っていたら、そんな頭の硬い会社は辞めてやる、と、違う会社にどんどん転職していってしまいます。特に優秀な人間ほど。

 

時代に合わせて、新卒部下の面倒をみる

 

それが、時代の変化に合わせた仕事ができる、優秀な管理職だと私は思います。

 

 

4. 何でもいいから話しかける、話を聞く

 

では、そんなニュー世代の新卒を引き留め、いい上司だったと言われるためにはどうしたらいいでしょうか。

 

まずは基本ですが、何でもいいから毎日話しかけて下さい。

 

業務内容でも家庭の事でもなんでもいいです。

 

「朝の報告会で聞いてるから…」

 

みたいなのは反則です。1対1で毎日話してください。

 

これまで聞いてきた中で、新卒で大企業を去った理由に、職場の雰囲気と言うのが、多くありました。

 

また「味方がいない」と感じる新卒も多い様です。

 

それらの職場で欠けているのは上司とのコミュニケーションです。

 

「若手から話しかけてくれればいいのに」

 

と思うかもしれませんが、それでは意味がありません。

 

話を聞き出してあげるのも管理職の仕事です。

 

「今日朝ごはん食べた?」

「昨日よく眠れた?」

 

みたいな些細な会話で良いんですよ。それすらできない管理職の方々が多過ぎる。

 

そんな些細な会話があると、「実はこの部署の配属に不満があって…」みたいな悩みを新人が話してくれる確率が上がります。

 

悩みの相談回数が多ければ、それだけ突然辞める確率も低くなります。

 

 

5. 飲みに誘う、ランチでもいい

 

お酒の入った場での部下の息抜きも管理職の仕事だと思います。

 

部下や自分自身がお酒が苦手であれば、ランチでも構いません。

 

そういった「職場環境と違う場所でのコミュニケーション」は、新人の本心を聞き出すきっかけになります。

 

また、その時の注意です。ちょっと、お財布には痛いですが、できる限り奢って下さい。

 

部下は上司と飲む時、食事をする時は気を使います。

 

気を使った食事に高いお金払いたかねーよ

 

と言うのが本心だと思います。

 

「目上と飲めるのに感謝もねーのか」

 

と思う方もいるかもしれませんが、これも管理職の仕事です。

 

管理職の給料が高いのは、何も偉いからではなくこういう事に使える様にだと、私は思います。

 

 

6. 察する程、新人は頭良くありません

 

部下に仕事を与える際に、部下のしたい仕事を与えたいと思う気持ちは、どの管理職も同じでしょう。

 

できれば希望の仕事をさせてあげたい。

 

と。

 

しかし、場合によっては、

 

彼・彼女の能力だと未だ希望の仕事はさせてあげられない

 

まずは基本の仕事を学ばないとだめだ

 

という場合もありますね。

 

問題なのは、そういう時に、部下に理由を説明しない事です。

 

「なんであの上司は好きな仕事をさせてくれないんだ」

 

と新人は心中でずっと思い続けます。

 

「言ってくれれば理由を説明したのに…」

「それくらい察してよ…」

なんて言う方は甘いです。

 

今の若手は自分の気持ちを言いません。言わないまま、会社を辞めていきます。

 

察する力も昔より弱まっていると思います。日本文化が弱まっているのでしょう。

 

ですので、希望の仕事が与えられないときは、何故与えられないのかを具体的に説明する事が必要です。

 

 

また反論の機会を与えることも重要です。

 

上司には仕事ができなさそうに見えても、実際はすごく仕事ができるとか、ザラにあります。

 

部下が上司に相談する時は、「トラブルが起きた時だけ」なのです。

 

ですので、上司からは「またトラブルか、なかなか仕事ができるようにならないな」と見えていても、見えないところで色々こなしている事があります。

 

「なんでここまで仕事ができるのに、好きな仕事をやらせてくれないんですか?」

 

と新人が反論できる環境、雰囲気を作りましょう。

 

面談の時に、「私はこう思うんだけど、どうかな?」

 

と発言のチャンスを与えたり、普段からコミュニケーションをとっておいたりする事です。

 

 

7. 自分が困ります

 

ここまで色々と書いてきましたが、イラッとされた方、なんでそんな事しないといけないだ、と思う方も多いでしょう。

 

しかし、怠ると自分自身が困ります。

 

実際に私も部下に突然辞められて、後処理に困った事がありました。

 

辞める宣言は突然来ます

 

しかし、普段から部下とのコミュニケーションを取っていれば、ある程度の予測は可能ですし、失踪なんて事にもなり辛いと思います。

 

 

部下に対する気遣いは面倒に思われるかもしれません。

 

しかし、それが管理職の仕事だと思います。

 

仕事なら仕方ない。と、思えるか思えないか。

 

そこがいい上司と呼ばれるコツかもしれません。